蒼鷹丸の調査航海20182018年06月06日 13:32

 昨年、私は約1ヶ月間水産研究所の調査船にて調査補助の仕事をやってきましたが、今年も同級生のKさんより

「今年お願いするのは期間が半分(後半のみ)になるのですが、またやってみませんか?」

 というお誘いを受け、5/25~6/5の12日間、蒼鷹丸に乗船し調査補助作業をやってきました。基本、昨年とやった事は同じなので、今年はとりわけ記事にするような事もないのですが、まあ簡単に記事を書いてみたいと思います。

蒼鷹丸
 こちらが、私の乗船した調査船「蒼鷹丸」です。太平洋沖を移動し、調査地点にて
・海水の温度、塩分濃度を測定する
・プランクトン(浮游生物)を採取する
・巨大な漁網で稚魚を採取し、種類別に保管する
 という仕事をしてきました。

航路2018
 今回は、八戸港から乗船し、太平洋沖を調査後、横浜港に戻ってきました。簡単にコースを示すと、↑のような感じです(実際は、海水の温度、今までの調査結果などから判断し、もう少し複雑なコースとなります)

プランクトンネット
 ↑これがプランクトン(浮游生物)を採取する、プランクトンネットです。小さい網目の袋を水深150mまで下ろし、そこから引き上げる事によりプランクトンを採取します。12日の航海で、21ヶ所の調査地点で採取を行いました。

ソーティング台
 これは去年の画像ですが、巨大な漁網で採取した魚、イカ類です。今年は、鯖の稚魚がたくさん獲れました。

蒼鷹丸個室
 調査員には1人一部屋個室が供され、作業時間外はこちらで休む事となります。テレビは東経146度を過ぎると映らなくなり、読書などで過ごす事となります。

夕食20180530
 食事はけっこう豪華です。船での楽しみが少ないため、食事はできるだけ楽しみたい、という事なのだと思います。

船舶公衆電話
 船には船舶公衆電話が備え付けてあり、日本国内と電話で話す事ができます。しかし、専用の支払いカードが必要である事、料金が高い(30~40秒で100円)事より、使う人は少ないようでした。


 12日間の仕事、それなりに大変ではありましたが、無事こなす事ができました。昨年の乗船以降、仕事探しや母の入院、死去などで仕事をしていなかったので、「まだ自分はちゃんと仕事ができるのだろうか?」と少し心配していたのですが、ホッとしました。これからの事は、今回の仕事の結果を踏まえ、よく考えたいと思っています。

西川口の中華料理店2018年06月06日 14:05

 昨日は船の仕事が終わった後、「西川口」という街に行ってきました。

西川口駅マップ
 西川口とは、東京中心部から約18km北にある街で、日本に来た中国人がここ最近多く住んでいます。そのため、中国人を対象としたお店がたくさんあり、私は「一度行ってみたい!」と思っておりました。今回、横浜から福島の実家に帰る途中にある、という事で、この駅で下りて昼食を食べてきました。

西川口駅西口ビル
 これが、西川口駅の駅前にあるビルです。よく見てみると……

東北餃子王
 「東北餃子王」の看板があります! 普通の日本のお店の中に、中国人を対象とした店が広い範囲で多く混ざっている、という感じの街でした。

蘭州牛肉麺
 食堂は、東北料理、北京料理、上海料理、広東料理、四川料理、新疆料理……などいろいろありますが、今回は、蘭州料理店で、蘭州牛肉麺を食べてきました。

蘭州牛肉麺2
 蘭州牛肉麺(980日元)です。中国大連で食べたような風味で、かつていねいな仕事をしている、という感じで、おいしいです! わざわざ食べに来たかいがありました。

東北料理
 東北料理の店もあり、食べたくはあったのですが、↑の店は鍋料理で1人で食べるには適していない、という事で、今回は見送りました。誰かと複数で行く機会があれば、ぜひ食べてみたいです。

外灘
 最後に、持ち帰りの小吃店で、小籠包と焼売を買ってきました。また機会があれば、この街に来たいな、と思います。