2014-02: 遼東の豕日記（ミラー）

南三陸温泉 ― 2014年02月02日 11:40

　昨日は、温泉友人のＭさんと「南三陸温泉　ホテル観洋」に行ってきました。

　「ホテル観洋」は仙台から北東に90kmほどいったところにある海沿いの大きなホテルで、太平洋の美しい景色が楽しめる、三陸沖のおいしい魚介料理が楽しめる、という事で、宮城県内ではかなり有名なところです。ここの大浴場（いちおう温泉）は、820円の料金で日帰り入浴も受け入れている、という事で、今回行ってきました。

　土曜の午後という事で、旅館側の駐車場は空きがありませんでした。道路反対側にも駐車場があり、そちらで駐めてホテルへと移動しました。

　浴場には内風呂・露天風呂・サウナとあるのですが、いずれからも一面に海が広がる、素晴らしい景色です！　↑の写真はロビーから撮ったものですが、浴室でもこんな感じの風景が眺められるのです。これは良いですねー、堪能しました。

　ほか、ホテル観洋からさらに北に50kmほどのところにある「唐桑半島」の名所「巨釜・半造」にも行ってきました。↑の写真のような珍しい形の岩が並ぶところです。

　唐桑半島の先端にある「津波体験館」にも行ってきました。こちらは東日本大震災の前からある施設で、明治時代、昭和時代初期にあった大津波の被害を知ってもらい、次の津波に備えよう……という意図があったようですが、次の津波、来ちゃいましたね。現在は、東日本大震災での津波の被害の展示もされています。

　ほか、気仙沼大島行きの観光船も見てきました。気仙沼港から30分ほどで着く大島は観光地としてもなかなかのようですが、今回は時間がなく行く事ができませんでした。緑の美しい時期になったら、行ってみたいものです。

とうほくの雪まつりめぐり ― 2014年02月11日 14:51

　２月８～10日の３日間、温泉友人のＭさんと山形・秋田・岩手方面に旅行に行ってきました。旅程は↑の地図の通りです。行ったところを順番に紹介します。

(1)村山道の駅
　仙台を出発、まずはここで食事をとりました。

　中くらいの皿１つに料理を盛って400円、というシステムになっています。

　私の盛りはこんな感じでした。揚げ物はちょっと温度が下がっていて、いまいちでしたね……。焼き魚とおひたしが良かったです。

(2)尾花沢雪まつり
　尾花沢はすいかと豪雪で有名な、小さい街です。こちらで開催されている、雪まつりを見に行ったのですが……

　雪の滑り台や、

　雪の上を走る乗り物など、子供向けのものが多かったです。地域の小さいお祭りのようでした。

(3)新庄雪まつり

　続いて尾花沢市よりさらに北にある、新庄市の雪まつりを見てきました。会場には大きな雪像、雪でつくられたステージなどがありましたが……

　他にはあまり目立つものもなく、尾花沢の雪まつり同様、地域のお祭りなのだな、といった感じでした。

(4)羽根沢温泉

　この日は、羽根沢温泉「松葉荘」に宿泊しました。入ると肌がつるつるするお湯で、とても良い入浴感でした。

　食事も馬刺し、ステーキ、焼き魚、天ぷらなど充実でした。

(5)湯沢　犬っこまつり

　翌日は、秋田県湯沢市の「犬っこまつり」を見てきました。こちらは、商店街に雪のお堂が並べられており、

　メインの会場には、犬の雪像が並んでいました。

　「犬っこまつり」だけあって、実際の飼い犬を連れてくる人も多く、楽しいお祭りでした。

(6)象潟　九十九島
　象潟（きさかた）は、松尾芭蕉が奥の細道で訪れた北限です。昔はこの周辺は浅い湾になっており、中に小さい島がたくさん浮かぶ美しい風景だったそうなのですが、芭蕉が訪れてから約100年後、大地震があって湾のところが隆起し、陸になってしまったのだそうです。

　無料で上れる展望台があり、見てみたところ……

　なるほど、陸地の中に一部盛り上がり、松の木が生えているところがあります。これが昔は島だったのですね。日本は昔から地震で大変な国だった、という事のようです。

(7)白瀬南極探検隊記念館

　今から約100年前、南極点に初到達したアムンゼン、スコットと同時期に南極探検を行った日本人、白瀬矗（しらせのぶ）がこの地方出身という事で、南極探検隊の記念館がありました。当時の日本の技術では非常に困難な中、南極点までは達しなかったものの南極大陸を探検し、無事生還した白瀬矗氏の凄さが感じられる展示内容でした。

(8)田沢湖高原温泉