南へ北へ ― 2017年01月10日 18:02
沖縄旅行では、仙台から成田空港まで移動するのに5日間有効の乗り放題切符を購入したのですが、(1)仙台から成田空港に行く、(2)成田空港から福島の実家に戻る、(3)福島の実家から仙台に戻る、と3日分しか使用していませんでした。使用期限がもうすぐ切れてしまうので、1/7~1/9の3連休のうち2日分を使用し、小旅行に行ってきました。
1/7は、昨年12月に工事が完了した常磐線に乗って、福島県南相馬市に行ってきました。東京~仙台の海側を結ぶ鉄道である常磐線は、
- 竜田~小高間が、原子力発電所の事故のため不通
- 相馬~浜吉田間が、津波の被害のため不通
なぜか南相馬市に、北海道旭川市の名物「旭川ラーメン」を出すお店があるので、そこに行ってきました。
油と醤油の味が強い、熱々のラーメンです。さっぱりとした味を好む人には「くどい」と言われるような味ですが、私はこういうラーメン、けっこう好きです(笑)
さて、1/8はふつうに休んだ後、1/9は北に向かって旅行しました。まずは東北本線で岩手県花巻市まで移動した後……
釜石線に乗って東へ移動、釜石駅まで移動し、
三陸鉄道南リアス線で、岩手県大船渡市三陸町越喜来にある「三陸駅」に行ってきました。
越喜来(おきらい)地区は、津波で非常に大きな被害を受けました。三陸駅の待合室にあったこの貼り紙、
「震災前・越喜来は自然豊かで、のどかな半農半漁の町でした」
現在もまだ復旧にはほど遠い、って事を意味するのですよね。実際、駅付近はまだ工事工事で復旧はまだまだ先、といった感じでした。
「震災前・越喜来は自然豊かで、のどかな半農半漁の町でした」
現在もまだ復旧にはほど遠い、って事を意味するのですよね。実際、駅付近はまだ工事工事で復旧はまだまだ先、といった感じでした。
ただし、駅から少し歩いたところに、新しい商店街ができていました。せっかくだから、そこで昼飯を食べよう、という事で、「三平食堂」という店でCランチ(550円)を食べてきました。550円でミニ海鮮丼にラーメンがつく、とってもお得なセットでした。
帰りは、さらに南に移動し、大船渡→気仙沼→一ノ関、という経路としましたが、大船渡では「大船渡温泉」というところに寄ってきました。
温泉の泉質はまあありきたりですが、前方に広がる大船渡湾を眺めながら大きな湯船に浸かるのはとても気持ちが良かったです。値段もさほど高くない(入浴だけなら430円)ので、機会があったらまた入りたいと思います。
気仙沼駅を経由し、帰ってきました。気仙沼から仙台に行くには、気仙沼線経由(海沿い)、大船渡線経由(山沿い)と2つのコースがありますが、どちらも3時間くらいかかってしまうので、大変です。気仙沼は岩手県ではなく、宮城県なんですけどねえ……
津波被害のところをいくつか見てきましたが、土を盛り上げて対策するところは、いずれもまだまだ時間がかかるようでした。土が積み上がったとしても、そこからその場所で商売なり生活なりできるかというと、もともとかなり田舎だったところですから、かなり難しいのではとも思います。あと5年後、10年後、どうなるのでしょうか?
津波被害のところをいくつか見てきましたが、土を盛り上げて対策するところは、いずれもまだまだ時間がかかるようでした。土が積み上がったとしても、そこからその場所で商売なり生活なりできるかというと、もともとかなり田舎だったところですから、かなり難しいのではとも思います。あと5年後、10年後、どうなるのでしょうか?
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://krzo.asablo.jp/blog/2017/01/10/8314584/tb
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。