遼東の豕日記（ミラー）

　７月31日～8/4日の5日間、北東北で開催される夏祭りをいくつか見に行ってきました。

　今回見に行ったのは、
　・青森県八戸市『八戸三社大祭』
　・青森県青森市『青森ねぶた祭』
　・秋田県秋田市『秋田竿燈まつり』
　の３つです。

　7/31,8/1は、『八戸三社大祭』に行きました。着飾った山車（だし）が八戸市内を練り歩くお祭りです。

　8/1～3は山車が移動するのですが、じっくり見たい人のために、7/31,8/4は止まった状態で山車を展示します。ゆっくりと見る事ができました。

　ただ、7/31は少し雨が降ってしまいました。今年の梅雨明けは遅かったので、まあこれは仕方ありません。

　8/2は『青森ねぶた祭』を見ました。ねぶた……って、どう説明すればいいのかな？　中国百度では、いちおう項目がありました。巨大なねぶたが青森の道路を練り歩くのは、迫力がありました。

　こちらは水滸伝の花和尚魯智深がテーマのねぶたです。

　青森ねぶたは、鳴り物に合わせ激しく踊るハネト（跳人）がたくさん参加するのが特徴のお祭りです。ただ、私が見たのは初日だったせいか、盛り上がりは思ったほどでもなく、ちょっと残念でした。

　8/3は『秋田竿燈まつり』を見ました。竿燈（提灯を高く連ねたもの）が立ち並ぶお祭りです。

　大きい道路に竿燈が立ち並ぶ様子は、なかなか見応えがありました。

　竿燈をふつうに手に持つだけではなく、ひたいで持ったり肩や腰で持ったり、さまざまな芸を見せてくれました。


　北東北のお祭り、宿泊施設を予約するのが大変なので、今まで見に来た事がなかったのですが、現在無職だという事で（笑）平日の期間なら予約する事ができ、今回いろいろと見て回る事ができました。また機会があったら、見に行きたいものです。

8/18～24の7日間、現在愛知県に住む温泉友人のＭさんのお誘いを受け、旅行に行ってきました。

　前半では、愛知県周辺にある戦国時代（中国の戦国時代ではなく、日本のです）の史跡を主に見てきました。
　・桶狭間の戦い（織田信長vs今川義元）
　・三方ヶ原の戦い（武田信玄vs織田信長・徳川家康）
　・長篠の戦い（織田信長・徳川家康vs武田勝頼）　
　・長久手の戦い（徳川家康vs豊臣秀吉）
　など、有名なところを見る事ができましたが、西暦1500年代の話であり、上の２つははっきりとした場所がわかっておらず、「ここで戦われたのであろう」という石碑があるのみでした。長篠古戦場がもっとも史料が残っており、見応えがありました。

　愛知県では名物などいろいろ食べてきましたが、一番良かったのは↑この「味噌煮込みうどん」でした。日本の味噌は豆の他に発酵を助けるために米麹を用いる「米味噌」がもっとも一般的ですが、愛知県では豆のみを用いる「豆味噌」が主流で、この料理も豆味噌が使われています。独特の風味があり、私の好みの味です。

　旅行後半では、世界遺産である「紀伊山地の霊場と参詣道」を見てきました。紀伊半島にある３つの神社「熊野本宮大社」「熊野那智大社」「熊野速玉大社」と、そこに向かう昔の道（熊野古道）が対象となります。

　３つの神社では、「熊野那智大社」が多くの建物、そして有名な滝（那智の滝）があり、良かったです。

　参詣道は、熊野本宮大社から7kmほどの道を、実際に歩いてきました。私の住む東北の山道と似たような見た目ではあるものの、比べるとずっと温暖な地域であり、やはり雰囲気が少し違いました。

　食べ物では「さんま寿司」「手まり寿司」「柿の葉寿司」など、押し寿司が良かったです。旅行中、肉は少なかったです（笑）

　暑い中でしたが、楽しい旅行でした。