新潟・粟島の旅 ― 2012年09月20日 10:20
9月15~17日の3連休、温泉めぐり友達のMさんと、新潟県の粟島に行ってきました。
日本海側にある島というと、佐渡島、粟島、飛島とありますが、佐渡島は大き過ぎてあまり島っぽい面白さはないかな、逆に飛島は小さ過ぎて船の便も少ない(1日1便)、という事で、中間の粟島を選びました。
塩釜を朝5時半出発、東北道~山形道~国道113号線を経由して、新潟へと移動しました。やや早めに新潟県内に入る事ができた(8時半)ので、手前にある「雲母温泉」の公衆浴場に入ってきました。特徴のある泉質ではないですが、朝からすっきりする事ができました。
岩船港には9時半頃到着、粟島に行く船は、フェリーと高速船があるのですが、行きはフェリーを使いました。
甲板にいると、かなり近くまで鳥が翔んできます。えさを投げたりしている人もいました。
1時間半かけて、粟島港(内浦港)に到着です。民宿の人が、多く迎えに来ていました。
まずはチェックイン、という事で、民宿「弥三郎」に荷物を置いてきました。
粟島には自動車・バイクの持ち込みが禁止(地元民のみ)で、移動は徒歩かレンタサイクルとなります。レンタサイクルを借りて、県道経由でもうひとつの集落(釜谷)に向かったのですが、ここが延々坂が続くとんでもない道で、ふだん運動慣れしていない私はバテバテになってしまいました。
フラフラになりながら、釜谷地区に到着です。
地区唯一の食堂「かもめ食堂」に行って、遅い昼食をとりました。
こちらがこの店の名物「磯ラーメン」(900円)です。ラーメンの麺とスープはまあありきたりなのですが、具がタコ・サザエ・わかめ・ギバサと地元の海の味づくしです。ラーメンって、海産物とも合うんだな、と思いつつおいしく頂きました。
釜谷地区には、なぜか塩釜神社の分社があったので、せっかくだからお参りしてきました。
帰りは粟島北部をぐるりと回ってきましたが、バテバテで美しい風景を見る余裕もほとんどありませんでした。内浦地区に戻ってきた時には、上着がぐっしょりでした。
レンタサイクルを返却した後、島にある温泉「おと姫の湯」で汗を流しました。
民宿での夕食です。海の幸たっぷりで、嬉しくなってしまいます。ご飯も、米どころ新潟から持ってきているという事で、なかなかいけました。
部屋はエアコンが別料金(+1000円)という事で、「9月半ばなら夜は冷えるだろうから必要ないだろう」と特に申し込みませんでしたが、けっこう夜遅くまで室温は高いままでした……Mさんはなぜか蚊に執拗に狙われたようで、翌日かゆいかゆいとこぼしておりました。
朝食です。これまた、海の幸満載で嬉しいです。
翌日は、まずは粟島観光船で島をひとまわりする事としました。
サイクリングと違って、ゆっくり余裕をもって島を眺める事ができました。体力が普通以下の人なら、こちらを選んだ方が良いかと思います。
その後、「粟島浦村資料館」を見学し、
船の無事を祈る「風の三郎様」に手を合わせてきた後、
帰りは高速船(といっても、それほど速度は違わないのですが)で本州に戻りました。
11:55に岩船港に到着、昼食はとなりにある漁協がやっている「漁師食堂」で食べてきましたが……
非常に混雑しており、食べられたのは12:50頃、約1時間近く待たされました。味的にはなかなかでしたが、1時間待って食べる味かというと、うーん……粟島の民宿でおいしいの食べてきたばっかりでしたしね(笑)
続いて、「笹川流れ」を見てきました。笹川流れとは、11kmの海沿いに奇岩・絶壁などが並ぶという景勝地で、観光ポイントとなる道の駅は出入りの車で渋滞っぽくなるほど混雑しておりました。
車を止めた板貝地区には、「さいの神」が展示……って、
おおっと、ご立派です。
続いて、胎内市の温泉施設「サンセット中条」に行ってきました。ここは
・非常に塩分が高い
・臭素・ヨウ素が含まれ独特の臭気がある
のが特徴で、「湯あたり注意!」みたいな注意書きが貼ってありました。なかなか入り応えのあるいいお湯でしたが、湯あたりをビビってじっくりとは浸かりませんでした(笑)
・非常に塩分が高い
・臭素・ヨウ素が含まれ独特の臭気がある
のが特徴で、「湯あたり注意!」みたいな注意書きが貼ってありました。なかなか入り応えのあるいいお湯でしたが、湯あたりをビビってじっくりとは浸かりませんでした(笑)
この日のお宿は月岡温泉の素泊まり宿「さかえ館」です。
ぷーんと香る硫黄臭、緑がかった色、表面に浮く油膜と、温泉マニア的には非常に嬉しくなってしまうようなお湯でした。まだ残暑が厳しく、やや熱めの湯は長く浸かっていられなかったのが、ちと残念なところです。寒い冬の時期にでも、また入ってみたいところです。
素泊まりなので、外で食事をしてきたところ……
帰ったら、猫がお出迎えでした(笑)
さて3日目、この日は新潟から阿賀~喜多方~米沢を経由して塩釜に帰ってきました。↑の写真は、「大日本地名辞書」をつくった吉田東伍の記念館です。中では実際に「大日本地名辞書」を読む事ができ、私の実家や塩釜付近の記述に「これ、ひとりで作ったんだ……凄いなあ」と感心することしきりでした。
米沢では、上杉博物館と稽照殿を見学してきました。
遅い昼食は、ジンギスカンを食べて……
山形道まわりで帰ってきました。↑の写真は、山形県上山市にある謎の高層ビル「スカイタワー41」です。こちらの記事によると、こんな田舎にあるくせに、ほぼ完売状態なんだとか……びっくりです。
今回の旅行も、すっかりMさんの運転に頼りっきりでした。いつもながら、ありがとうございます。
今回の旅行も、すっかりMさんの運転に頼りっきりでした。いつもながら、ありがとうございます。
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