岩手県一関市・「山桜 桃の湯」の謎2012年10月15日 22:24

桃の湯看板
 岩手県一関市の温泉なのにも関わらず、なぜか仙台近郊にたくさん看板の設置されている「山桜 桃の湯」に、週末行ってきました。

桃の湯案内
 公式ページには1日の料金(1680円)しか書いてないのですが、この案内を見ると2時間で680円(日曜祭日は980円)というコースもあるのがわかります。土曜は平日扱い、との事で、私達は2時間コースで入ってきました。

 感想を箇条書きで書いてみると

  • 温泉はゆるめの食塩泉(なめるとちょっと塩っぱい)で、山形の強烈なところほどは濃くない
  • 浴槽はたくさんあり、ぬるめと熱め、気泡あり、檜、岩くり抜き、瓶、露天などいろいろ楽しめる
  • 休憩室はかなりきれい、それほど混み合ってもいなかった
  • 劇団はどういうシステムで見るのかよくわからなかった
  • 昼食バイキング(1500円)はちょっといい値段だが、ブリ刺身、サーモンしゃぶしゃぶなど和風でなかなかいける料理が多く、良かった

 こんなところでしょうか。看板たくさんでアピールしているわりに、インターネットでの案内は不備が多いなあ、と思いました。もうちょいうまくやれば、客はもっと来るのではあるまいか?

一関市博物館
 温泉のついでに、「一関市博物館」を見学してきました。ちょうど、「江戸時代の病と治療」という特設展をしていたのですが、「江戸時代の病って何だろ?」と見てみたら、その多くは天然痘・コレラなどの伝染病でした。まあ考えてみれば当たり前ですが、当時はほんと普通に死ぬ病気だったわけです。今みたいな成人病が死因の多数を占めるなんて時代が異常なわけで……

ブルーベリーソフト
 博物館のとなりには道の駅があったので、そこの名物のブルーベリーソフトクリームを食べてきました。ブルーベリーは単品で食べてもあまりおいしいものではありませんが、加工用にすると風味がかなりいい感じです。

羽黒山公園ヒガンバナ
 帰りは、大崎市古川北部の「羽黒山公園」でヒガンバナを見てきました。ヒガンバナ鑑賞の時期は終わりかけではあったものの、それでもかなりの花が咲き乱れ、楽しめました。

張広東飯店2012年10月15日 22:42

 週末夜は、大連でもしばしばお世話になった元同僚のあなおさんと、仙台市一番町にある「張広東飯店」で飲んできました。

張広東飯店前菜
 冷菜です。上の葉っぱが香菜でないのがちと残念(笑)

張広東飯店辣子鶏
 辣子鶏です。広東といいつつ、四川系の料理をつい頼んでしまいました。

張広東飯店家常豆腐
 家常豆腐です。揚げた豆腐という事で、以前大連で食べてとてもおいしかった

紅油脆皮豆腐
 ↑こういうのを期待したのですが、だいぶ違ってちと残念でした。

牛肉麺
 これがあなおさんおすすめの牛肉麺です。なるほどスープは中国式でありつつも「これじゃ日本人には合わないな」というわずか手前に味を合わせてあり、さすが仙台の真ん中で人気の店だけあるな、といった感じでした。


 広東料理という事で大連の味とはやや違いましたが、なかなか楽しめました。あなおさん、今度は中国東北系の店で食べましょう(笑)

香菜を育てる(8)2012年10月21日 23:19

  秋蒔きで香菜を植えて約1ヶ月半、現在の状況というと……

香菜121021_1
 春蒔きの時と比べると、発育状況がかなり悪いです。それなりに育っているのは2ヶ所だけで、

香菜121021_2
 こんなんと、

香菜121021_3
 こんなんです。ここから順調に育ってくれれば半月~1ヶ月で食べられそうですが、その前に最低気温が氷点下になって、葉がダメにならないか心配です(汗)

岩手の冬季休業温泉めぐり2012年10月29日 17:33

 10月26~28日の3日間で、温泉友人のMさんと岩手の温泉めぐりをしてきました。以下、簡単にレポートします。

(1)須川温泉 大日湯(冬季休業)
須川温泉露天風呂
 須川温泉は以前二度行っていますが、いずれも「須川高原温泉」での入浴でしたので、今回は露天風呂のある「大日湯」に入ってきました。露天風呂は開放的でなかなか良かった……と言いたいところなのですが、風の流れが悪いのか温泉の湯気が露天風呂内にひどくこもってしまい、ほとんど視界がありませんでした、トホホ。空いてた(他に客ゼロ)のは、みんなそれをわかっての事だったのでしょうか、むーん。

(2)永岡温泉 夢の湯(通年営業)
永岡温泉 夢の湯
 栗駒ゴルフカントリークラブの敷地内にあるこの温泉、以前は非常に泡付きの良い湯だった、という事で入りに行ってきたのですが、今回私が入った感じではほとんど泡付きがありませんでした。お湯自体は悪くないのですが、仙台から岩手まできて入る湯かというと、そこまでのインパクトはなかったような、うーん。

(3)夏油温泉(冬季休業)
夏油温泉
 北上市から西へ20kmちょい行ったところにある秘湯「夏油温泉」に、初めて行ってきました。本格的な山の中を流れる渓流沿いに露天風呂が点在し、なるほどかなりの風情があります。湯治棟らしき建物がいくつもあり、湯治場としてもちゃんと機能してるのだな、と感じました。

(4)大沢温泉(通年営業・宿泊)
大沢温泉自炊部
 花巻市から西へ15kmくらい行ったところにある「大沢温泉」に宿泊しました。こちらはなんと200年(!)の伝統がある自炊棟がかなり安く泊まれるという事で、今回宿泊しています。温泉は無難なアルカリ単純泉ですが、風情のある露天風呂、湯温の異なる2つの浴槽がある内風呂など、ゆっくり温泉に浸かって身体を休めたい人にうれしい感じです。食堂が充実していて、自分で自炊のできない人でも何とかなるところも良いな、と思いました。

(5)新安比温泉(通年営業)
新安比温泉
 東北道と八戸道の分岐点近く、安代ICよりすぐの温泉です。湯温がやや低く加湯して温度調整をしていますが、とにかく溶存成分量が多い(33g/L)という事でどんなもんかしら?と見てみる事としました。大浴場に行ってみるとお湯は真っ茶色、浴槽付近は析出物でべったり、なるほどこりゃ濃厚だという感じの温泉でした。加湯が嫌いな人にはすすめませんが、温泉好きなら一度試してみても良いかと思います。

(6)藤七温泉(冬季休業)
藤七温泉
 今年7月に行った温泉で、非常に開放感のある露天風呂に感動したものの、その時はかなり天気が悪く「天気が良い時また来たいね」と思っていたところです。わずか3ヶ月後に再訪問となりましたが、この日は快晴で笑いが止まらないほどの気持ち良さ! ボコボコ下から湧いてくる湯も、上から下まで絶好調な感じでした。改めて、感動です。

(7)東八幡平温泉(通年営業・宿泊)
元湯七滝
 藤七温泉は宿泊するには高い&予約が取りにくい、という事で、この日は藤七温泉に行く道(アスピーテライン)のふもとにある、東八幡平温泉「元湯七滝」に泊まりました。飛び抜けて優れたところはないものの、比較的安価な料金(1泊2日で暖房費込み7,000円)でまあまあの温泉、まあまあの料理、無難に宿泊する事ができました。露天風呂は入った時曇り気味だったのですが、天気が良ければ岩手山がよく見えたのでは、と思いました。

(8)国見温泉森山荘(冬季休業)
国見温泉森山荘
 国見温泉も7月に行って素晴らしいと思った温泉です。前回は「石塚旅館」で入浴しましたが、今回は隣の「森山荘」で入浴しました。お湯自体はまずまずでしたが、浴槽がさほど広くない割に人が多くて、ゆっくり入れなかった感があります。石塚旅館だったら、もっとゆっくり入れたかなあ……あちらも車がたくさん止まってましたし、混雑は変わらなかったかな?

(9)鶯宿温泉 小枝旅館(通年営業)
鶯宿温泉 小枝旅館
 国見温泉から盛岡に戻る帰り、やや南方面にある「鶯宿温泉」に寄りました。ここは昔団体客で栄えた温泉街のようで旅館がたくさんあるのですが、どうも見た感じ寂れ気味でした。温泉として悪くはないのですが、周囲に似た泉質の温泉がいろいろあるので、なかなかたくさんの客を集める、というわけにはいかないようです。今回は日帰り入浴の案内を料金ちゃんと表示の上で出していた「小枝旅館」で湯に浸かってきました。お湯はなかなか良かったです。


 今回もMさんが全部運転してくれて、私はノホホンと車に乗って温泉に入るばかりでした。Mさん、毎度毎度ありがとうございます。