遼東の豕日記（ミラー）

　先週日曜は、福島県相馬市の、松川浦に観光に行ってきました。

　松川浦とは、仙台から南に約60km行ったところにある大きな浅い湾で、人気の観光地です。震災後こちらの方面にはしばらく行った事がなかったのですが、そろそろ様子を見てみても良いかな、という事で、ドライブしてきました。

　三陸道～常磐道～国道６号線を経て、松川浦に到着しました。でっかい「松川浦大橋」という橋があり、湾を渡る事ができるはずなのですが……

　残念ながら、通行止めになっておりました。現在、まだ補修工事中のようです。

　「７月31日まで」とありますが、日付のところに紙が貼られており、さらなる延長もありそうです。時間がかかるものですね……

　反対側からの道も通行止めで、まだ観光地としての復旧は遠いようでした。

　せっかく松川浦まで来た、という事で、さらに南の原発事故で通行止めになっているところまで行ってみるか、と国道６号線を行けるところまで進んでみました。浪江町の中心部を過ぎたあたりに「通行証確認所」があり、もともとここに住んでいた人、関係者しか入れないようになっておりました。

　浪江町の中心部も、通行証がなければ入れないようになっていました。車でここまで来る事ができるようになったとはいえ、まだ町としては全く機能していませんでした。むーん……

　そういうわけで再び北上、ポツポツと観光地まわりをしてきました。↑は小高神社です。南北朝時代、ここがお城だったんだそうです。

　南相馬市博物館です。全国的に有名なお祭り「相馬野馬追」の詳しい展示がありました。

　中村神社です。江戸時代になってから、この地域のお城はこちらに移った、との事。

　馬小屋もありました。「相馬野馬追」では、地元の馬のほか各地から馬が大集合し、お祭りが開かれるそうです。見てみたくはありますが、人がたくさんでじっくりは楽しめないんだろうな、とも思ったり……

　道の駅で、「浪江太っちょ焼きそば」を食べて帰ってきました。太麺好きな私としては、美味しく頂けました……が、まあふつうの焼きそばではありました（笑）