栗駒山、水沢、志津川 ― 2012年05月04日 13:15
GW前半戦は、ずっとお世話になっているMさんと、宮城北部~岩手南部方面にドライブに行ってきました。
これは栗原市・旧花山村にある道の駅「自然薯の館」で売られている自然薯です。粘り気強く風味もいいのですが、値段も高いのですよね~。
これが自然薯定食1,500円です。いい値段です。
こちらが自然薯ざるそば1,000円です。そばは細めのありきたりなものでしたが、自然生がメインと考えるとそばによく絡みつくという事もあり、これはこれでいいようです。
旧花山村の「水バショウ公園」です。一面に花咲く様子はなかなか美しくはあるのですが……
葉が大きくなったところは、花がほとんど目立たず野菜畑みたいでした(笑)
こちらは、栗駒山の宮城側「いわかがみ平」です。4月末だというのに、かなり雪が残っておりました。
こちらは、2008年の「岩手・宮城内陸地震」で激しい土砂崩れがおきた「駒の湯温泉」の跡地です。かなり良い泉質の温泉だったそうなので、こういう事になってしまったのは残念です。
栗駒の岩手側に向かう途中にある「祭畤大橋(まつるべおおはし)」が、地震で折れてしまったのをそのまま残してありました。死者数は東日本大震災と比べてずっと少ない「岩手・宮城内陸地震」ですが、物理的なダメージはほんと大きかったのだな、と感じます。
奥州市の「斎藤実記念館」「高野長英記念館」「牛の博物館」にも行ってきました。博物館好きな私(とMさん)としては、それぞれ楽しめました。ちょうど水沢区ではお祭りをやっていたので、前者2つは料金無料だったのがまた嬉しいです(笑)
こちらが、水沢区で開かれていた「日高火防祭」(ひだかひぶせまつり)です。実際の人間でひなまつりのひな壇みたいになっている山車が何台も通過する様子は、なかなか凄いです。どのへんが「火防」(ひぶせ)なのかは、よくわかりませんでしたが(笑)
伊豆沼・内沼には、なぜかハクチョウが5羽くらい残っておりました。春には北に帰るはずなのに、なにゆえに? 怪我でもしてるのかしらん。
志津川の防災庁舎です。手を合わせに来ている人が、多く見られました。
志津川の街は崩壊しましたが、やや内陸側に仮設プレハブによる「南三陸さんさん商店街」ができておりました。津波以降こちら方面に行き難いかな、と思っていた人も、こちらに来て海鮮丼食べてくれば、地元の復興にも繋がるし良いのではないでしょうか。
g 避難のミスが大きな被害を出した大川小学校跡です。こちらも、手を合わせに来ている人が多く見られました。
真後ろ、簡単に登れそうな山だったんですよね。こっちに逃げていれば……と思うと、無念なのもよくわかります。ただ、海からだいぶ距離があり、避難に身が入ってなかったんだろうな、というのも、「多賀城に津波? え~!?」と避難に身が入らなかった自分としてはこちらもよくわかります。つらいものですね。
香菜を育てる(2) ― 2012年05月06日 22:00
香菜を育てる(3) ― 2012年05月25日 19:25
沼尻温泉など ― 2012年05月28日 09:43
こちらが沼尻温泉の旅館「田村屋旅館」です。日帰り入浴料800円を支払い、入浴しました。
内湯と露天のふたつがありましたが、内湯はかなり熱めになっており、露天を中心に入りました。お湯をなめるとかなり酸っぱく、なるほど酸性だな、というのはわかります。ただ、他の酸性の温泉(蔵王温泉など)と比べ、においはかなり弱めです。硫黄臭がぷーんとあるといかにも温泉って感じなのですが、温泉に詳しくない人だとお湯に浸かってもよくわからないかもしれません。ちょっと、もったいないですね。
次に、同じく土湯街道沿いにある温泉「横向温泉」に入ってきました。こちらは、新しめのホテル「マウント磐梯」、湯治専門「中の湯旅館」、日帰りお断りの「滝川屋」とありますが、私達は「中の湯温泉」に入ってきました。こちらは料金安く、300円です。
年季の入った建物の中温泉に向かうと、浴槽が2つありました。「ひとつが『マウント磐梯』の源泉、もうひとつが中の湯独自の源泉だ」と入浴していたおっちゃんが言っておりました。いずれも酸性ではなく、重曹系のおだやかな泉質です。わずかな油臭もあり、東鳴子温泉を連想させました。
続いて、赤湯温泉に行きました。「赤湯温泉」というと山形県の温泉が知られていますが、こちらの温泉も同じ名前なのです。
成分に鉄が多い温泉で、名前の通り赤い(というか茶色の)温泉です。酸性の沼尻、重曹系の横向、鉄泉の赤湯と、近い地区にあっても泉質が全然違います。鳴子みたいですね。
赤湯温泉には別途構えた露天風呂があり、内湯の料金(500円)を払えばこちらも入れます。こちらは「白湯」とあり鉄っぽいお湯ではなかったですが、広々とした中入る温泉は、なかなか爽快感がありました。
他、露天風呂が評判の「野地温泉」「新野地温泉」も入ってみたかったのですが、行ってみたところいずれも混雑が酷く、今回は断念しました。福島県は原発事故の影響で観光客が減っている、みたいな話を聞いた事がありますが、こちらの両旅館は老人のお客さんでいっぱいでした。これだけいるのなら、福島の観光業界も大丈夫なのでは……なんて思いました(笑) また機会があったら、行ってみようと思います。
帰りは、吾妻スカイラインを経由して戻ってきました。5月末だというのに、山頂付近はまだ雪がけっこう残っていて(↑の写真の下側の白っぽいのは雪です)、さすが標高が1700m近くあると違うなあ、と思った次第です。
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