泡の湯温泉、ほか ― 2012年06月18日 10:28
仙台~(国道4号線)~白石~(国道113号線)~南陽~(国道113号線)~小国~(山形県道15・260号線)~泡の湯温泉、という大変なコースでやっとこさ到着しました。秘湯中の秘湯、といっていいかと思います。
浴槽は比較的小さいのですが、表面に油が浮き、塩っぱくて鉄分多くて泡も出るという、凄い温泉です! 温度はややぬるめ(39℃)なものの、今の時期だと悪くありません。これは泉質にこだわる人なら、ぜひ入って欲しいところだな、と思いました。こちらの記載によると、現在は300mほど引湯しているため、泡付きが昔よりちょっと悪いとの事。昔のお湯に浸かってみたいもんです。
こちらが貼られていた成分表です。かなり特徴ある成分ですが、その中でも鉄(Ⅱ)イオン、硫酸イオンの多さが特筆できるかな、と思います。
こちらは、行きの途中に寄った白石湯沢温泉「やくせん」で
す。無色透明で入浴時のインパクトは弱めでしたが、ここのポイントは飲泉のようで(飲泉場所が別途ある)、コップ1杯飲ませてもらいました。ナトリウムや
リンが過剰になりがちな現代日本人にとって、飲泉というのは(人にもよりますが)大きな効果があるのでは、と思います。
こちらは、帰りの途中に寄った「りんご温泉」です。こちらは、先日行った寒河江温泉ゆ~チェリー、テルメ柏陵と
似た傾向の温泉ですが、においに特徴があります! 東鳴子温泉の高友旅館黒湯を思い出させるような、アブラ臭というか焦げ臭というか、そういうにおいがす
るのです。このにおい、温泉でかぐ分には私は大好きなので、とても嬉しくなってしまいました。これだけの温泉が300円で入れるというのは、地元の人がう
らやましいです。
その他、温泉以外で見てきたものをいくつか紹介します。
その他、温泉以外で見てきたものをいくつか紹介します。
「やくせん」の近くにあった天然記念物「小原のヒダリマキガヤ」です。なんだか、全国で(ここ含め)4ヶ所でしか確認されていない種類なんだとか。私はよくわからなかったのですが、樹木に詳しい人だとこれを見て「ひゃ~っ! 珍しい!!」とか思うんでしょうか?
同じく「やくせん」の近くにあった「材木岩公園」です。材木岩というのは、名前の通りの奇岩でなかなか面白いのですが、近づこうと思ったらなぜか進入禁止になっており、遠くからしか見られなかったのが残念でした。地震の対応が、まだ済んでないって事なんでしょうか……
113号線沿いにある「七ヶ宿町水と歴史の館」にも寄ってきました。仙台市民にとって七ヶ宿町といえばダムですが、他に縄文時代の遺跡の展示、「七ヶ宿」の由来である江戸時代の重要街道だった羽州街道時代の展示など、博物館好きな私、Mさん共に楽しめました。
上が私の頼んだ大盛(700円)、下がMさんの頼んだ普通盛(600円)です。なぜか普通盛にはネギがありませんでしたが、これは入れ忘れでしょうか?
(笑) スープにチャーシューがそれぞれ独特の味で、また長井方面に来る機会があれば、もう一度食べたいな、と思わせる味でした。
せっかくだから、米沢牛コロッケ(180円)とメンチカツ(250円)を買って食べました。おいしくはありましたが、ちょっと高かったかな? 本物の米沢
牛が入っていると思えば、格安なのかもしれませんけど。それにしても、米沢市でないのに米沢牛って?と思ったら、米沢牛の定義をwikipediaで見る
と
- 黒毛和種の未経産雌牛または去勢牛。
- 山形県置賜地方3市5町(米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、飯豊町、白鷹町、小国町)に居住し、米沢牛銘柄推進協議会が認定した飼育者が、登録された牛舎において18ヶ月以上継続して飼育。
- 米沢牛枝肉市場若しくは東京食肉中央卸売市場に上場、または米沢市食肉センターで屠畜
小さいスペースでしたが、マタギについての展示というのは珍しいです。温泉に来たなら、ついでに寄って損はないかと思います。
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