北東北の温泉めぐり ― 2012年07月18日 11:46
7月14~16日の3連休で、青森・秋田・岩手の北東北方面に、温泉めぐりの旅に行ってきました。
まわったところを、色●で示しました。北から順番に感想を書いてみます。
(1)●古遠部温泉(宿泊)
以前日帰りで一度来ていますが、同行のMさんの「いいお湯だったので、今度は泊まりでどうでしょう?」という話に乗って、宿泊してきました。
(1)●古遠部温泉(宿泊)
以前日帰りで一度来ていますが、同行のMさんの「いいお湯だったので、今度は泊まりでどうでしょう?」という話に乗って、宿泊してきました。
床が一面すっかり茶色くなってしまうほどの濃厚なお湯が特徴です。日帰りだと客がひっきりなしに来るため、ゆっくり落ち着いて入るとはいかないのですが、宿泊だとほぼひとりでお湯を満喫でき、じっくりと楽しむ事ができました。前回来た時より若干値上げされており、経営がちと苦しいようですが、何とか続けてもらいたいものです。
(2)●日景温泉
(2)●日景温泉
古遠部温泉のやや南にある温泉です。古遠部ほど濃厚ではありませんが、強い硫黄臭と塩味があり、なかなかの温泉でした。
(3)●後生掛温泉(宿泊)
八幡平頂上の少し西にある温泉です。基本的に硫黄泉ですが、大浴場・泡風呂・露天風呂・箱蒸し風呂・サウナ・泥湯・打たせ湯等さまざまな設備があるのが特徴でした。
(3)●後生掛温泉(宿泊)
八幡平頂上の少し西にある温泉です。基本的に硫黄泉ですが、大浴場・泡風呂・露天風呂・箱蒸し風呂・サウナ・泥湯・打たせ湯等さまざまな設備があるのが特徴でした。
泊まった湯治用の個室は、設備が布団とちゃぶ台、ハンガーだけという、ほんと湯治に特化したようなところでした。テレビもお茶入れる道具もないところというのは、今までで初めてのような気がします。
(4)●藤七温泉
(4)●藤七温泉
標高1,400mのところにある、東北一高いところにある温泉です。ここで凄いのは露天風呂で、山の斜面にいくつも浴槽があり、周囲が広々としてびっくりです! 恥ずかしがりの人は、この露天風呂には入れないかもしれません(笑) お湯も、泉質は後生掛と似ていますが、ボコボコと浴槽下から湧き出る、超新鮮なお湯を味わえるところが感動的です。同行したMさんと私で、「今回、ここが一番だったね」と言わせるだけの事はある温泉でした。ぜひ、また来たいです。
(5)●松川温泉
(5)●松川温泉
こちらは、岩風呂・露天風呂・内湯とあり、異なった雰囲気でお湯を楽しめるところがいいな、と感じました。泉質も、風呂により濁りだったり透明だったり、湯花があったりなかったりと違いが出ていたところが面白かったです。
(6)●乳頭温泉郷
(6)●乳頭温泉郷
今回まわった温泉地の中でも、比較的(?)有名な乳頭温泉郷、鶴の湯温泉・黒湯温泉・孫六温泉とまわってきました。鶴の湯温泉と黒湯温泉は比較的近い泉質ですが、
鶴の湯…古い建物で風情あり、人が多くて混雑ぎみ
黒湯…古い建物ながら丁寧に整備、人はやや少なくゆったり入れる
という違いがあり、好みでどうぞ、といった感じです。孫六温泉はさらに奥に入ったところにあり、泉質も鶴の湯・黒湯と異なり、より温泉マニア的(?)な感じのところでした。
鶴の湯…古い建物で風情あり、人が多くて混雑ぎみ
黒湯…古い建物ながら丁寧に整備、人はやや少なくゆったり入れる
という違いがあり、好みでどうぞ、といった感じです。孫六温泉はさらに奥に入ったところにあり、泉質も鶴の湯・黒湯と異なり、より温泉マニア的(?)な感じのところでした。
(7)●国見温泉
最後に、国見温泉です。
濃厚な泉質に、美しい緑色透明の湯です。ここの評判は前々から聞いていたのですが、冬季休業のためなかなか来られなかったのでした。評判通りの素晴らしいお湯で、泉質的には今回の旅行でここが一番でした。ちなみに、↑の写真は雨が強く降り出して露天風呂に(私達以外)誰もいなくなったタイミングで撮りました。雨にたたられた今回の旅行でしたが、このきれいな色を写真に撮れたのはラッキーでした。
今回まわったところはいずれも素晴らしい温泉ばかりで、充実の旅行でした。ただ、アクセス的にはいずれも大変なところばかりで、旅館の経営的には大変なんだろうな、と心配でもあります。新しい時代の温泉、というのを模索し、これからも続けていってもらえたら、と思います。
今回まわったところはいずれも素晴らしい温泉ばかりで、充実の旅行でした。ただ、アクセス的にはいずれも大変なところばかりで、旅館の経営的には大変なんだろうな、と心配でもあります。新しい時代の温泉、というのを模索し、これからも続けていってもらえたら、と思います。
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