ザワークラウトを浸ける(1)2013年10月18日 18:43

 先日仙台オクトーバーフェストで食べたキャベツのドイツ式漬物「ザワークラウト」、大連で何度か食べた「酸菜」とよく似た風味が懐かしく、また食べたいな、と思ったのですが、酸味の効いた漬物は日本ではあまり人気がないようで、スーパーでは売られているのをほとんど見た事がありません。作り方自体は簡単なようなので、せっかくだから自分でつくってみる事としました。

つけもの樽
 漬物をつくるには、漬物をつくる容器が必要です。酸っぱい漬物は日本では人気がなくても、沢庵漬等大根の漬物は人気のようで、容器はホームセンターでたくさん売られています。

 容器の大きさは5リットル(298円)、10リットル(398円)、15リットル(498円)、20リットル(598円)……とありました。5リットルで十分かな、とも思ったのですが、100円の違いで容量が2倍なら大きい方がいいだろう、と10リットルの容器を購入しました。

キャベツ重量
 酸菜は白菜を原料としますが、ザワークラウトはキャベツが原料です。近所のスーパーで1つ98円で売られていたのを、2つ買ってきました。中国だと、重さで量り売りなんですよね。

塩
 キャベツ1,900gに対し、2%(38g)の塩を量ります。

キャラウェイシード
 ザワークラウトの風味付けには「キャラウェイシード」(孜然(クミン)に似た香辛料)を用いる、んだそうです。近所のスーパーには売っておらず、別のお店へ行って買ってきました。

キャベツ混ぜ込み
 酸菜は白菜を刻みませんが、ザワークラウトはキャベツを先に千切りにしてしまいます。これを塩とよく混ぜると、容積は最初の3分の1くらいになりました。

重し
 重しを載せて、醗酵が進むのを待ちます。3日くらいで酸味が出てきて、1~2週間で十分漬け上がるようです。楽しみですね!

袋カバー
 蓋を載せられないので、埃が入らないよう上にビニール袋をかぶせました。