浦戸諸島を歩く ― 2013年12月08日 20:34
土曜日は、温泉友人のMさんと浦戸諸島を歩いてきました。
浦戸諸島とは、日本三景・松島のある松島湾の入り口付近に位置する島々です。その中でも大きい桂島(かつらしま)、野々島(ののしま)、寒風沢島(さぶさわじま)、朴島(ほうじま)の4つの島には人が住んでおり、塩釜港から定期船が出ています。私は塩釜市に住んでいながら今まで浦戸諸島に行った事はなかったのですが、まあ一度は行ってみよう、と思い、今回の観光となりました。
これが、塩釜市営の汽船です。1日約6往復運航されています。
塩釜港から23分で、桂島に到着しました。
桂島には海に沿って観光用の歩道が整備されており、ところどころにある展望台からは、松島らしい風景を眺める事ができます。ただし……
地震で柵が壊れているところがあり、「進入禁止」のロープが張られているところが多く見られました。
島の南に出ると、海水浴場が広がります。美しい風景に広い砂浜、かなり良い雰囲気です!
しかし、こちらも津波の傷跡が残ったままです。生活のための施設復旧が第一でしょうから、これらを復旧するのは後回しになってしまうのでしょう。
島の東の「石浜」からは、無料で「野々島」に渡る事ができます。携帯電話で船を呼んで、海を渡してもらいました。昔はどうやっていたのやら……?
第2の島・野々島は、港の前に大きな建物がありましたが……
住宅は少なく、寂しげでした。ちょうど島に着いた時天気が悪くなり小雨が降ったのも、寂しさを感じさせる原因だったかも……
さらに島を渡り、第3の島・寒風沢島へとやってきました。こちらも津波により港のあたりは大被害だったようですが……
街並みはちゃんと存在し、ちょっと安心しました。
こちらは寒風沢島の日和山展望台です。野々島、および周辺の小さい島がよく見えて、なかなかの景色でした。ただ、風が強くてちと寒かったです。
こちらは「砲台跡」から眺めた、寒風沢島の海水浴場です。ここもなかなか良い景色ですが、桂島の方が広くていいな、とは思いました。
島南部の田園地帯はまだ復旧が途中で、現在も工事を行っていました。
3つの島を歩いてきましたが、松島をゆっくり、じっくり楽しみたい人にとっては、なかなか良いところだと思います。ただ、冬は華やかさがちょっと乏しく、やっぱり観光に来るなら春から夏がおすすめかな、とも思いました。
3つの島を歩いてきましたが、松島をゆっくり、じっくり楽しみたい人にとっては、なかなか良いところだと思います。ただ、冬は華やかさがちょっと乏しく、やっぱり観光に来るなら春から夏がおすすめかな、とも思いました。
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